三つ子の魂百まで

収益率って難しい言葉かもしれませんね

投じたお金がどれくらい大きくなって帰ってくるか
これを数字で表したものが
収益率です

それで子供の教育や社員の訓練など
社会にとって重要な資本である人の教育への投資を

人的資本投資

というそうです

その収益率は投資する時期によって大きく変わるんですね

教育経済学者の中室牧子さんの著書
「学力の経済学」で知りました

ノーベル経済学賞受賞者のヘックマン教授らの研究で明らかになったことで
幼ければ幼いほど
人的資本への投資効果は高いそうです

図で表すとこうなります

heckman

池田信夫さんのブログからお借りしました
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51420879.html

さて、「なんでそうなるか」を考えるよりも
「確かにそうだよな」

三つ子の魂百まで

って言うよな、と受け入れることが大切なんだと思うんです

で、中室先生が仰るには
学力とかIQとか「目に見える学力=認知能力」が高いから
成功するわけではなく
忍耐力や自制心、思いやりのこころや社交性など
「目に見えない学力=非認知能力」の高い方が
成功しているんだそうです

確かにそうだよな

って思いますよね

で、大事なことは
この人的資本投資の収益率カーブから
なにを考えるかではないでしょうか?

企業なら
人材採用するときの参考になるでしょう
社員教育するとき効率考えて工夫するでしょう
それが企業の競争力になるからです

家庭なら
幼児教育の参考になるでしょう
友達づきあいにもアドバイスできるでしょう
それが子供の将来の生きる力につながるからです

じゃ、具体的にはどうすればいいの?
って興味を持たれた方は
この本を読んでみてください

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