植物工場と紫外線、そして虫食いから何を学ぶか。
植物工場ってご存知ですか?
人間の手作業を機会に代わってもらう、という工場のようなイメージでしょうか。
実は、太陽光の代わりに人工光、たとえば蛍光灯やLED、さらにレーザーなどで、植物の成長コントロールや、「体質改善」をはかるというものもあるんです。
で、紫外線をあてて植物を「鍛える」ということも研究されてるんですよ。
写真引用元:世界最大規模をほこるLED使用の植物工場が宮城県に完成 2014年07月09日 – タイナビニュース – 緑のgoo
ただ、紫外線って、女性のお肌の敵でもあるように、鍛えすぎると、ダメージを与えることにもなるんだそうです。
植物は外敵に遭うと、種を残すという生物の本能がはたらいて、例えば、ポリフェノールを多く生成するようになるんだとか。
このポリフェノールが、私たち人間の健康によいと言われてるものですよね。
ところが、ムシにとってもポリフェノールっていいんですよ。
だから、紫外線当を植物に当てて、ポリフェノールをたくさん含んだ実ができると、害虫がたくさん集まってくるんだそうな。
ムシはなんでも知っているのかもしれませんね。
有機栽培の野菜に、虫食いの痕があるのは、身体にいい証拠ってわけです。
ムシそのものをどう見るか、というより、
ムシが集まっていると云う現象
をどう見るか。
これ、ビジネスにも通じませんか?
2015.4.22