申請書の書き方で採択確率は変わるのか?
ものづくり補助金の二次募集が始まるようですね。
申請書の書き方で採択確率は変わるんでしょうか?
はい、申請書の書き方で採択確率は変わります。
審査項目の記述をどう読むかが重要です。
例えば、市場規模が「明確」であること
あるいは
スケジュールが「妥当」であることと
などと書かれています。
この「明確」や「妥当」の言葉の意味はなんとなく分かるのですが・・・
では、申請書には、どのよう明確に書けばいいのでしょうか?
どう書けば妥当と言ってもらえるのでしょう?
これが分かれば、かなり楽になります。
ポイントは「固有名詞」と「数字」です
例えば、自社の市場規模を一般データを根拠にして
近畿では○○製品の市場規模は300億円と推定される、
当社シェアを10%とすると、当社の市場規模は30億円と想定される
と書いた場合と
現在の得意先○○産業さんの取引額は2億円で、
今後1.5倍の取引量アップの要請があり、
同様の取引先が10社あるので、市場規模は30億円と期待している
と書いた場合で
どちらが実現できそうでしょうか?
明確さは固有名詞と数字です。
妥当性は根拠の確からしさです。
一次情報がどれほど含まれているかがポイントです。
このようなアドバイスをセミナーでお伝えしています
受講後に申請書を書かれ、
一次募集で見事採択された企業さんが3社いらっしゃいます。
この記事を読まれた方のお役に立ちましたら嬉しいです。
2015.6.24