絶体絶命でも大丈夫

出光商店にとって たった一隻のタンカー

日章丸を 国交のないイランへ派遣する

そのときの店主・出光佐三のこころは いかばかりか

タンカー

イランと利害対立するイギリスから

どんな妨害を受けるか

妨害どころか イギリス戦艦によって撃沈されるかもしれない

しかし 出光佐三は 日章丸を派遣したんです

映画「海賊とよばれた男」を観て

思い出したのが「蜘蛛の糸」です

地獄の底のカンダタに スーッと降りてきた 蜘蛛の糸

これにすがって登り始めたカンダタの後には

地獄の亡者どもがついてきます

糸から手を離せ!

お前たちが掴んで登れば 糸が切れるじゃねえか!

と叫んだ瞬間 プチンと糸は切れたのです

自分さえ助かればいいと思う心が 糸を切ったと 思いますよね

もし、糸は切れないと

信じることができてたら

自分だけ助かろうとは 思わなかったかもしれません

日章丸は 必ず帰ってくると

出光佐三は信じたてたんだと思うのです

絶体絶命のピンチで

信じる力あればこそ 諦めないんでしょうね

Copyright © ヨクスル株式会社
トップへ戻るボタン